2005年08月31日

気になるあの子

私は毎日同じ時刻の、同じ車両の電車に乗って通勤しています。
そうしていると、やはり同じように、決まった時刻、車両に乗っている人を見かけるんですよね。
そうするとお互い名前も年齢も職業も住所もわからないのに顔見知りになっちゃったりするもんです。
たまに見かけないと、「あれ? 今日は休みなのかな?」みたいな。

事実、私が毎日乗る電車にも、そういう方が何人かいました。
激混みの電車の中、スポーツ紙を何重にも畳んで無理矢理読んでいる中年男性。
必ず座席に座って化粧にいそしみ、私が降りる頃には別人のような風貌をしている学生風の女の子。
斜に構えたように首をかしげて扉に寄りかかっている若いにーちゃん。
いつもムフームフーと鼻息荒く小説を読んでいるこっぱげ中年男性。お前いつも何読んでんだよ。
ていうかロクな顔見知りじゃねえな。


そんな中、私はいつもとある女の子を意識してました。
背は低くてちょっと勝ち気な顔立ち。年齢はたぶん20代前半ていう所でしょうか。
いつも同じ車両の座席に座って、静かに文庫本を読んでました。

やがて電車は主要乗り換え駅に到着します。
ちょうど私も彼女も乗り換えをするのですが、電車から降りる際、決まって私は彼女に行く先を譲ってました。



そう、私は彼女を忌避しているのです。

いやね、この女、すげーんですよ。
まず電車から降りるっていうか突撃。脱兎の如く勢いっていうよりも猛牛の如く勢い。鬼神の如く勢いでも可。

主要乗り換え駅だから降りる人も一杯いるわけですよ。でもそんなのお構いなし。バーチャファイターのアキラかっていうくらい肘鉄打ちまくり。

しかも乗り換え元のホームが1F、乗り換え先のホームが3Fにあるのですが、その間ずっとそんなことしまくってます。
いつだったかエスカレータで暴れまくって、キレた乗客に傘を掴まれた時もあったな。
その時は無理矢理振り切って傘を奪い返した挙げ句



その傘で相手の画面を突き刺しそうになってた



のを見た時は逆毛が立ちました。


他にも身体がぶつかったか何かで何処ぞのおっさんに

「危ねえだろ、おい!」

とか言われた時なんかがあったのですが、彼女は立ち止まって相手を睨み据え



殺すぞ。



と静かに言い放っていました。おまい、殺す、て。何様なんだよ。おまいジャイ子かよ。そうだこれからジャイ子と呼んであげよう。名字もつけてあげよう。鬼神ジャイ子(おにがみ・じゃいこ)。
まじでいつか捕まるんじゃないかという女の話でした。


---
最後に。
実はこのエントリ、かつて私が書いていたblogのエントリの一つだったのですが(そのblogは既に削除)、そこそこ好評だった為に再び書き直しました。
posted by カリフラワー・ジョー:芋場町の人 at 21:50| Comment(2) | TrackBack(0) | ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今初めて店主が誰か気がついた・・・w
Posted by ちゃ〜 at 2005年09月08日 08:42
おう、俺だよ俺ww
Posted by 店主 at 2005年09月08日 21:33
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