2005年11月10日

火葬場で心中した老夫婦

老夫婦火葬場心中、遺言状送っていた
http://www.nikkansports.com/ns/general/p-so-tp0-051110-0007.html

ほぼ全文コピペになってしまうけど、

> 福井県大野市の使われていない火葬場の焼却炉で焼身自殺した老夫婦が、大野市役所に「遺産はすべて市に寄付します」との遺言状を郵送していたことが9日、分かった。
> 貞江さんは数年前から認知症の症状が表れ、沢田さんが介護していたという。
> 近所の住民は「おじいちゃんが車で家から15分ほど離れた病院におばあちゃんを連れて行っていたね。80歳になって、掃除や洗濯、おばあちゃんのオムツをするのは大変だ、と言ってました。おばあちゃんが大好きでいつも2人で一緒だった」と思い起こした。

> 大野署の調べでは、旧火葬場近くの住人が7日、大音量のクラシック音楽を流してエンジンをかけたままの無人の車がとまっているのを不審に思い通報。
> 駆けつけた署員が焼却炉の中から白骨化した2人の遺体を発見した。
> 自宅から旧火葬場までは数百メートルだった。

> 6日午後から7日未明まで、自宅を出てから焼却炉に点火するまでの行動が淡々と記されたガソリンの給油伝票7枚が車中に散らばっていた。
> 「午後4時半、車の中に妻を待たせている」「午後8時、妻とともに家を出る」。
> 車で兄弟宅や思い出の場所を回って焼却炉にたどり着いた。
> 「妻は一言も言わず待っている」「炭、薪で荼毘(だび)の準備をする」「午前0時45分をもって点火する。さようなら」。
> 車からクラシック音楽を流しながら一緒に焼却炉に入った2人は同日午後、見つかった。

なんていうか・・・これはもう悲しいとしか言いようがないです。
認知症に悩まされ、死ぬことしか見いだせなかったこの老夫婦、特にご主人の心境は私の想像を絶することでしょう。

遺産は全て寄付。何かしらの理由もあったのでしょうが兄弟も頼らず心中。
しかも火葬場の焼却炉。
妄想かもしれませんが、できるだけ周囲に迷惑をかけたくなかったのでしょうか。

死ぬ最後の日を記録に残し、兄弟宅や思い出の場所を訪れ、クラシック音楽とともに生命を絶つというその行動は演出と言ってしまえばそれまでかもしれませんが、なるべく美しい死に方をしたかったのではないかと思ってしまいます。

どうもうまくコメントすることが出来ません。
この老夫婦のご冥福をお祈り致します。
posted by カリフラワー・ジョー:芋場町の人 at 22:10| Comment(2) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして(^^)
私もこの事件には心が痛みました。なんとか...この老夫婦に死以外の道がなかったのでしょうか...。
老夫婦の家の玄関に置かれていた菊の花、とっても綺麗でした。涙が止まりませんでした。
Posted by えみ at 2005年11月11日 11:37
ども、初めまして。
非常に難しい病気なだけに、なんだか遣り切れない気分になってしまいますよね。
残酷な話です。
Posted by 芋場町の人 at 2005年11月11日 21:39
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